衛生的な熟成肉:HYGIENIC AGED MEAT

50周年プロジェクトとして、十数年前から“衛生的で安心して食べられる旨い肉”を製品化するのが弊社が掲げたテーマでした。
ハイジェニックエイジドミートとは、設備・原料・管理の全てが衛生的(ハイジェニック)で、原料自体が熟成して旨味を作り出した肉です。

契約先の㈲有田牧畜産業より艶姫牛、㈱安曇野エコファームより安曇野げんき豚、これら新鮮で安全な原料を入荷時に検品します。

作業台に設置された酸性水を使ってまな板の洗浄をします。

開封前に原料を検品して、袋に付いた雑菌を洗い流します。

開封前の商品となります。

熟成庫には、雑菌やウイルスを入れないように細心の注意を払っています。庫内は勿論、専用のラックも常に酸性水で洗浄します。

開封後は肉の凹凸部分やナイフ傷に注意を払って洗浄し、速やかに専用ラックに乗せて熟成庫に入れます。

庫内画像:艶姫牛

庫内画像:安曇野げんき豚

湯煎真空処理とは、通常の真空処理と違い、お肉が本来持つ水分を加圧作用によって肉の中に閉じ込められることと、お肉表面の殺菌効果があることです。

リキッドフリーザーは水分を膨張させず、肉の繊維を断切らないため、解凍後も殆ど水分が出ません。よって凍結前に限りなく近い状態となります。通常の冷凍肉とは全く違います。

写真:ハイジェニックエイジドミート:艶姫牛の断面画像

ハイジェニックエイジドミート:艶姫牛の断面画像

写真:ハイジェニックエイジドミート:安曇野げんき豚の断面画像

ハイジェニックエイジドミート:安曇野げんき豚の断面画像

ホシザキ東京株式会社と株式会社髙澤品質管理研究所の指導下にて、平成31年9月に新社屋が完成しました。

ホシザキ社製の手洗い用強酸性水生成器、まな板・包丁の殺菌庫、全ての加工室に酸性水生成器を設置して常に衛生的な環境を保っています。
原料に関しては、現在㈲有田牧畜産業と安曇野エコファーム(エコフィードを使用中)から仕入れています。両社とも、衛生管理の徹底と安心・安全な餌の選定、肉質の安定を重視して契約しました。
これらのこと全てが揃ってハイジェニック(衛生的な)と考えております。

熟成の定義は各社様々ですが、弊社は独自の設備で期間を定め、衛生的な管理をして熟成させます。
そして原料自体が旨味を引き出す製法によって出来たものを熟成肉としています。
熟成期間が短ければ旨味が引き出せず、長すぎると独特の風味が出てきてしまいます。

なぜエイジングではなくエイジドなのか?
最高の状態を常に維持したいと考えエイジドとしました。
最高の仕上がりで出来上がったものであればチルド流通も可能であると考えましたが、やはりハイジェニックを優先し冷凍流通とすることにしました。1年間の検証実績から、独自の賞味期限を定義付しましたのでご安心ください。
原料の不足や過多の問題で、安定した価格や供給が心配されますが、冷凍流通であればその心配をすることはありません。

昨今のフードロス問題を考慮して、農林水産省が推奨するエコフィードで育った安曇野げんき豚を選びました。
劣化や腐敗による廃棄をしないために、1ブロック単位の販売となりますが、小割やポーションカット、スライスなどのスペック対応してから凍結しますので、事前にオーダーを頂きますようお願い申し上げます。

写真:艶姫牛


弊社の衛生的な管理の下、決められた期間熟成された和牛の雌牛だけを“艶姫牛”と名付けています。

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